岡山県議会の政務調査費に関するオンブズマンの是認率発表について

2011221

日本共産党県議団

団長;武田英夫

NPO法人市民オンブズマンおかやま」は、212日に開催した「オンブズマンアカデミー」において、岡山県議会の政務調査費支出状況を「オンブズマン査定基準」に基づく「是認率」の分析結果を発表しました。その一部は、マスコミでも報道されたところで、日本共産党県議団の「是認率」は72.7%となっています。その理由の詳細は定かではありませんが、日本共産党県議団として次のコメントを明らかにするものです。

 

1.        そもそも政務調査費は県民の税金を使うものであり、その使途は厳格な基準に基づき、県民への情報公開が保障されなくてはなりません。その点で、今回の「NPO法人市民オンブズマンおかやま」の指摘は、県民の目線からの指摘の一つとして真摯に受け止めなくてはならないと考えています。

2.        現時点で明らかになっているオンブズマンアカデミーでの指摘をみると、日本共産党としては「そもそも政務調査費の対象とならない費目」はありませんが、問題にされているのは「広報費の按率」です。日本共産党県議団としては「紙面の内容に沿って、政務調査費に該当するものと該当しないものを面積率で按分する」方式を取っていますが、オンブズマンの指摘は「按分率一律50%」というものであり、ここに「見解の相違」があると考えます。

3.        日本共産党県議団の按分率は「県議会のマニュアル」に沿ったものと考えており、その点はオンブズマンの見解と異なるものですが、あくまで「県民の税金の使い方」の問題として今後も議論していきたいと考えています。

4.        同時に、オンブズマンへの要望ですが、「是認率の根拠」や「否認となった事例と理由」を具体的に示していただきたいと思います。オンブズマンの数字が一人歩きする可能性もありますし、また、議会側の議論と改善にもつながらないからです。

5.        最大の問題は、政務調査費の公表が、「政務調査費の使用が1万円超」となっており、「1万円以下は領収書の公表の必要なし」とされていることです。岡山市議会をはじめ全国の例では、政務調査費の問題点は「1万円以下」の事例に多く見られ、岡山県議会の「政務調査費の使用が1万円超」ルールでは、その問題が明らかにならない可能性があります。日本共産党県議団は10年前から「1円以上の領収書の公表」を自主的に行っており、自民党以外の各会派も「1円以上の公表」を主張していますが、県議会のこのルールは、自民党県議団が県議会の多数をたのんで強行したものです。岡山県議会が一刻も早く、「1円以上の領収書の公表」に踏み切るよう求めるものです。

以上